そこで、わかったことは、この方、ちょっと見には、40代前半かな、と思ったのですが、予想以上にお若いようでした。推定35歳。で、私は、なんで、こんなおしゃれなのに、年よりかなり老けて見えるのだろう、なぜオバサンの雰囲気が漂うのだろうと、さらに観察をしましたところ、その主たる原因は、そのネックラインにあることが判明したのです。
彼女のクラシックな雰囲気のワンピースは、今年のトレンドアイテムのひとつ。今年ふうに言うと、ドレス。小花プリントやレースを使った装飾的なデザインが多く、ネックラインもスクエアや深Xに大きく開いていて、とことん優雅なデザインが特徴です。この女性のワンピースも、例外ではなく、バストにかけて大きく開いたデコルテライン。アンダーにダークな色のインナーを1枚重ねて、ちょいカジュアルに着ているのも、また素敵でした。
ですが、ヘアをアップにしていることもあって、首から胸元にかけてが、やけにむき出しなのです。どうやら、ここに老けて見える原因が。なぜなら、首から胸へのラインは、きれいとかきたない、とかとは関係なく、露出しすぎると、マダム調の雰囲気が出てくるものなのです。ああ、残念。すぐ近寄っていって、「胸元の露出しすぎはオバサン化するわよ」と言いたいところを、ぐっとこらえ、その場を立ち去ったのでした。
[教訓]ネックラインが開いた服を着るときは、ストールを活用すべし。小さめに昔っぽく結ぶのも粋だし、昨年からヒット中のロングストールを後ろクロスさせ、両サイドに流してもよし。首から胸元にかけての露出を避ければ、若い印象になるだけでなく、ポイントアップも図れ、全身をスラリと見せる効果も出てくる。

