いちばん多いのは、シミをレーザーで取る施術です。40代半ばくらいになると、直径1センチくらいのシミができる人って案外多いのです。これがあるとないとでは、見方によれば、10歳くらい違うことも。シミはやっぱり年寄りくさいのです。
アタッシュ・ド・プレスのAさんと、スタイリストのMさんも、頬骨の上のやや大きめのシミに悩まされていたふたり。どちらも、シミとりの施術があると知ったら、すぐにクリニックに行き、あっさりと取ってしまいました。施術料は大きさに応じて違いますが、ふたりとも、1、2万円程度でできたと思いました。取ったあとは、跡などはまったくなく、ふたりとも見事に若返りました。
一方、モデルさんたちは、美貌キープが即収入に結びついてくるので、より真剣です。シミ取りはもちろんですが、彼女たちはホクロなどを取ることも多い。でも、ホクロは、ヘンに刺激して皮膚ガンになったりすると怖いので(実際にはお医者さんが危険性についてアドバイスしてくれます)、ここまで付き合ってきたのだから、今更取らなくてもよいのでは、と思います。
さて、私がおすすめしたいのは、「フォトリバース」とか「フォトフェイシャル」と呼ばれる、軽いレーザー光線を顔全体にかける施術です。私もあのドクターシーラボで2回ほどかけたことがありますが、劇的ではないけど、ほどほど改善する、そのほどほどぶりが気に入っています。薄いシミも取れるし、シワやタルミも、完璧ではないけれど軽くなり、「きれいになった」としっかり実感できます。1回10万円ほどなので、パーフェクトに若返りたい人には向かないかもしれません。
デザイナーの横森美奈子先生がその著書で打ち明けているのが「ボトックス」。仕事でお会いしたこともありますが、おしゃれで、若々しくて、おかしくて(独特なキャラです)ほんとに素敵な方です。その素敵さをキープするには、やっぱり陰に努力があるのだなあ、と感じました。
さて、これまでご紹介した例は、「ほどほどに改善」した施術ですが、そうではない例も、結構あるものです。どちらも読者モデルさんでしたが、ひとりは鼻梁に芯を埋め込んでいました。きれいな方でしたが、表情がどこか硬く、なぜかやや不気味。メイクさんの指摘で初めてその原因がわかったのですが、あがった写真を見ると、どの写真も鼻のてっぺんに丸い芯を埋め込んだ跡が写っているのです(ガーン)。もうひとりの方も、やはり鼻周辺。形を変えると、どこか不自然さが出てくるので、どんなにきれいになるといっても、お勧めできません。
[教訓]中年からの美容整形は、アンチエイジングに限定すべし。メスを入れずに、レーザー、注射でとどめておけば、自然な形で、美容整形と長くつきあえる。高額な化粧品よりも、即効性もあり、むしろ割安。

